いつまで行くの?産後健診
妊娠中も出産後も、定期健診が重要です。
産後の主な健診をまとめましたので、予定を立てるときの参考にしてください。
なお、乳幼児健診は自治体によって回数や時期が異なります。各自治体からお知らせが届いた定期健康診断は無料で受けられます。無料で受けられない健診は健康保険の適用がないため、全額自己負担になります。
健診の受け方
健診センターで行う集団健診と小児科などで受ける個別健診があります。日時が決められていたり、かかりつけ医となる小児科などであれば予約制となっていることが多いので、あらかじめ確認してください。授乳直後の健診は吐乳につながるため控えるよう指示があります。待ち時間が長いので授乳のタイミングを聞いてください。お母さんやあかちゃんが風邪気味のときは別の日に変えてもらうことができますので、無理して受診しなくても大丈夫です。
また、ブツブツなどの皮膚症状や下痢があるときは当日必ず受付に申し出てください。
持ち物
- 母子手帳
- 受診表
- おむつ
- 着替え
- 授乳セット
- ぐずり対策のグッズ
- 健康保険証
- 乳児医療症
健診の目的
疾病異常の早期発見や健康な発達のための養護・栄養指導を目的としています。あかちゃんの成長発育の確認にも、お母さんの体調や育児全般にかかる心配事について教えてもらえます。気がかりなことがあればあらかじめメモをしていきましょう。母子健康手帳に診察券が添付されているので、かかりつけ医へ行く際にお持ちください。
一般的な健診のながれ
1ヶ月後健診
出生時からの体重の増え方、原始反射、先天的な病気の確認が行われます。お母さんの産後うつという心の変化についても確認してもらいましょう。
3~4ヶ月健診
首がすわっているか、股関節に異常がないか、あやすと笑うか、追視はあるか、耳は聞こえているか、を確認します。この時期も産後うつなど、お母さんの体調も確認されます。他にも、もうすぐ始まる離乳食のことなど、子育てに必要な情報を提供します。
6~7ヶ月児健康診査
寝がえり、おすわりの様子を見たり、股関節が硬くないか、ハンカチテストという反射のテストや離乳食の進み具合が確認されます
9~10ヶ月児健康診査
はいはい、つかまり立ちの様子を見たり、モノのつまみ方やパラシュート反射(からだが倒れそうになった時に腕を前に伸ばす動作)を確認します。周囲への関心があるか、まねをするか、人見知りするかも確認します。
水戸市の場合
1歳6ヶ月児健康診査
とても大切な健診です。必ず受けてください。コミュニケーションがとりにくいと感じるときは早めに子どもの心相談医への受診を勧めます。お子さんの成長を確認し、幼児期を健やかに過ごすために、医師、保健師、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士による健康診査を行います。また、アレルギーに関する相談も行います。